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Webデザイナーから見たノーコードのメリットとデメリット

2024.10.17 Webデザインノーコード

ノーコードツールは “ベテラン” には不要?

ノーコードツールは「知識や技術がない方でも扱える」ことがメリットですが、もともと知識のある人からしたら不要なのでは…と思われることがあるかもしれません。
そこで、まだまだベテランには及びませんが、デザイナーとして仕事をしていた人間から感じたノーコードツールのメリットを紹介したいと思います。

Webデザイナーから見たノーコードのメリットとデメリット

メリット1:感覚的に制作をすることができる

ノーコードツールにはWeb制作に必要な機能が最初から入っているため、名前の通りコードを書かなくても感覚的に制作をすることが可能です。

たとえば、画像をドラッグ&ドロップで挿入できたり、文章や見出しも簡単に追加ができたり、普通にソースを組む場合だとある程度技術が必要な、画像のスライダーなどもクリックだけで追加することが可能です。
文字サイズや画像のサイズなど、ある程度の設定も管理画面上で行うことができるため、コードの知識がなくても制作ができるようになっています。

自分はhtmlやcssを書くのは好きな方ですが、jsの実装等には時間がかかってしまうため、大幅な時短になり助けられています。
そのように「ある分野は得意だけど、こっちは苦手」という方にもおすすめです。
まだまだベテランには及びませんが、デザイナーとして仕事をしていた人間から感じたノーコードツールのメリットを紹介したいと思います。

感覚的に操作できるイメージ

メリット2:確認時に、FTPソフト等を介する必要がない

ノーコードでのWeb制作は基本的に管理画面上で作業でき、かつおおまかなレイアウトを確認しながら制作できるので、コードを書いて、それを毎回アップロードして、実際にきちんと反映されているか確認する…というフェーズを短縮できます。
管理画面上でのレイアウトは完璧に同じではありませんが、レスポンシブ時にどんな風に見えるかを簡単に確認できる機能や、実際にどうなるかをプレビューする機能がついています。
Dreamweaver等の通常の制作ツールにも導入はされていますが、より直感的に見ることができます。

とくにWeb制作にあまり慣れていない方にとっては、必須だったアプリやフェーズが1つなくて済むのは大いに助かるメリットではないでしょうか。

余計なツールが不要のイメージ

メリット3:作ったページやサイトでの修正確認が楽

ノーコードでは同じページを複製することも簡単にできるため、例えば新しい内容を追加したい場合などは、同じページを作成し、非公開や限定公開などの設定にすることで確認用のページを楽に作ることができます。

Web制作の現場では、基本的には本番環境(実際に公開するサイト)と同じ内容のテスト環境を作成し、修正や追加等があった場合はテストで確認してから公開する流れになりますが、ノーコードツールではページ単位で公開や非公開の設定が可能なため、テストページを作成して、対応することが可能です。
また、そのまま公開も可能なため、その分工数の短縮につながります。

テスト環境は確認以外にも、ふいの事故を防ぐためや、バックアップとして使うこともあるため、もちろんあるに越したことはないのですが、テスト環境を用意するのはエンジニア的な技術や知識が必要な場合が多いですし、2つの環境に差異があるとうまく確認ができない場合もあります。
ちょっとした修正や小規模なサイトではテストページで事足りるため、比較的楽に確認をとることが可能です。

一人ででも修正できるイメージ

まとめ:ノーコード制作は時短や工数削減のメリットが多い

まとめると、既に技術や知識のある人にとっても、ノーコードでの制作は大幅な時短や工数削減につながりメリットが多い印象でした。
これを機に、導入を検討してみるのはいかがでしょうか?

時短のイメージ

ノーコードでのWeb制作は弊社にご相談ください

弊社では、ノーコードツールを使用したサイトの制作に注力しています。
導入してみたいけどよくわからない…という方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。