Zero-Two BLOG
福岡で活躍するデザイン会社 3サイト
2022.12.26 Webデザイン
福岡で活躍しているデザイン会社のウェブサイトを調べてみました。
企業にとって「自社の商品」や「サービス」を的確に伝え興味を持ってもらうことは重要です。地方で活躍するものの、知名度だけでは大企業にはかなわない。そんな企業がどのような仕掛けや工夫で自社をPRしているか?
気になる企業を探れば何かヒントが見えるはず!
ではスタート。
JMD
グラフィックデザイン事務所、JMDは東京・福岡でテレビ及びラジオコマーシャルの企画、制作を行う企業です。
赤、青、黄色の原色を用いたデザインは黄金比に近い配分で心地よさを覚えます。
文字情報を極限まで削り実績も画像のみで構成されています。
実績はスマートフォンでの閲覧を意識され、ページの右左をクリック(タップ)することで次の実績に遷移する工夫がされていて、より実績を閲覧しやすくなっています。
BUZZHOOK
溶けるような効果で紹介する実績が目を引くBUZZHOOKは、ライフマガジンAFRO FUKUOKAなどのメディアの企画・運営や飲食店の企画などを行っている企業です。
若干使いにくいメニューも、イラストと文字で構成され、サイト全体の世界観が統一されているのでなんとなくページを繰ってしまいます。
サイトでは全てを語らず、サービスごとにサイトを準備することで企業としてPRする部分、サービスとしてPRする部分にメリハリをつけているので世界観を作ることができているようですね。
Zero-Ten
福岡で映像、グラフィック、イベントプロデュースを手がける企業です。
トップページは文字だけという大胆なレイアウトで、小さな画像に触れると背景が表示されるというギミックのついたファーストビューが印象的です。
実績紹介を第一に、手がけたイベントや映像で構成されています。
詳細ページでは手がけた作品の画像や携わった人たちが、フォーマット化されたレイアウトで端的に紹介されているのがわかりやすいですね。
ページ遷移が起きないように一覧ページの情報が追加表示されていく工夫は、次の実績を読んでもらうための重要な仕掛けになっています。
自社を紹介するのに文字情報を使わない企業サイトは、SEOとしては若干弱く、マスの取り込みには不利になってしまうかもしれません。
しかし、企業実績の魅せ方にこだわり、その企業の世界観をはっきりとさせることで、訪れてくれたターゲットへのメッセージは明確になっているように思えます。