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ウェブアクセシビリティについての誤解

2024.08.23 Webデザインウェブアクセシビリティ

こんにちは、ゼロツーのMです。
お盆を明けて少しずつ涼しくなったように感じますが、まだまだ暑い日が続きますね。
残り少ない夏を存分に楽しんでいきたいと思います!!

今回はウェブアクセシビリティについての誤解されやすい点を3つほど紹介します。

アクセシビリティは「障がい者」だけのためのもの?

多くの人は、ウェブアクセシビリティが視覚や聴覚に障がいを持つ人々にのみ関連していると誤解しています。しかし、アクセシビリティは、年齢による身体機能の低下や一時的な怪我、特定の環境(明るい日差しの中、音を出せない状況など)でウェブを利用するすべての人に恩恵を与えます。アクセシビリティの改善は、障がいを持つ人だけでなく、全てのユーザーにとって利便性を向上させます。

アクセシビリティ対応はデザインやユーザー体験を損なう?

ウェブアクセシビリティに対応すると、デザインやユーザー体験が犠牲になると考える人が多いです。
たとえば、「柔らかい印象を与えるため、全体に淡いカラーを使用したい」と思っても、一部でも文字の色と背景のコントラスト比がひっかかってしまうとアクセシビリティ的にはNGになってしまします。
しかし、実際には適切なアクセシビリティ対応は、全てのユーザーにとって使いやすく、効果的なデザインにつながります。良いアクセシビリティは、優れたユーザーエクスペリエンス(UX)を構築する要素の一部であり、誰もが使いやすいデザインを実現するものです。

アクセシビリティ対応は技術者だけの責任?

アクセシビリティ対応は、開発者や技術者のみが取り組むべき問題だと思われがちですが、実際にはデザイナー、コンテンツ制作者、プロジェクトマネージャーなど、ウェブサイト制作に関わる全ての人が協力して対応する必要があります。コンテンツの読みやすさ、ナビゲーションの使いやすさ、適切な色のコントラストなど、アクセシビリティに関わる要素は多岐にわたるため、全員が責任を持つことが重要です。

これらの誤解を解消することで、ウェブアクセシビリティの理解が深まり、より包括的で使いやすいウェブ環境が作られます。
弊社でも、社員全員がアクセシビリティの理解を深め、多くの方が使いやすいと思うWeb制作を心がけています。