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ノーコードツールでも、アクセシビリティに対応したWebサイトは制作できる?
2024.09.06 ウェブアクセシビリティ|ノーコード
目次
「Webサイトの制作には慣れていないけど、アクセシビリティに対応したサイトを作りたい」
そんな、少し欲張りなことを考えたことはないでしょうか?
コーディングやプログラミングの知識がなくてもWebサイトを制作できる「ノーコードツール」ですが、操作が簡単なあまり、アクセシビリティやSEO的には弱いのでは?という心配もあるのではと思います。
ツールの種類によっては限界や例外もありますが、ノーコードツールでもアクセシビリティに対応したサイトを作ることは可能です。
今回はおおまかですが、ノーコードツールでのWeb制作時に気を付けたい点について説明します。
使用する色や、使用する画像のコントラスト等に気を付ける
ノーコードツールでは、背景色や文字の色など、サイト上で使用する基本的な色をカスタムできるものがあります。
その色合いや、サイト上に掲載する画像のコントラストに気を付けることで、アクセシビリティに対応したサイトにすることが可能です。
説明の必要な画像にalt(代替テキスト)を入れる
目の見えづらい方の中には、読み上げソフト等を利用してサイトを「目で見る」代わりに「耳で聞く」ことで中身を読んでいる方もいます。
極端な例ですが、画像のみが掲載されているサイトだと、そのような方にとっては何が掲載されているのか全く分かりません。
挿入した画像にalt(代替テキスト)で適切な説明を入れることで、画像を見る代わりとして内容を読み上げることができ、アクセシビリティ的に良い状態にすることができます。
ノーコードツールでは、画像の設定内にalt(代替テキスト)を書き込むところもあるため、簡単に対応することができます。
また、Googleのクローラーもこれを利用してサイトを読んでいるため、SEO的にも効果があります。
altの活用はメリットが多いので、ぜひ注力いただきたいポイントです。
また、以下はノーコードツールが便利すぎるがゆえに、制作時に気を付けたい箇所になります。
見出しやテキストなどのルールを守る
たとえば、見出しについては、簡単な説明ですが「h1」「h2」「h3」…と数字の順番に使っていくのが基本ルールとなります。
使っている文字サイズがちょうどいいから、と見出しばかり使っていたりするとあまり良いとはいえません。
より良いサイト制作につなげたい方は、基本的なWeb制作のルールについて一度調べてみることをお勧めします。
まとめ
今回挙げた、ノーコードツールでのアクセシビリティに対応したWeb制作の仕方ですが、
ノーコードでも普通のWeb制作でも、基本的には気を付けるべき点は変わりません。
しかし、ノーコードだからこそ弱いわけではない、ということをご理解いただければ幸いです。
アクセシビリティ対応や、ノーコードWeb制作についてご相談ください
弊社では、既存サイトのアクセシビリティ診断や、アクセシビリティに対応したWebサイトの改修・構築について承っております。
ノーコードツールでのWeb制作も行っておりますので、気になった企業様はぜひお気軽にご相談ください。